新聞をテーマにフリートーク

etwas gut nachvollziehen
(物事を追体験してよく理解する)
ein Problem verstehen(問題を理解する)
 =似たような「理解する」という動詞の使い分け

liberal(リベラルな)
 →link(左派)という単語はネガティブな響きがあるので、こっちの単語を使いましょう
konservativ(保守的な)
schwarze Flut(黒潮、政治的に保守である)
rote Flut(赤潮、政治的に左派である)
die Ebbe(引き潮)
die Schlagzeile(新聞1面の大見出し)
die Uberschrift(見出し)
der Redakteur(編集者)
redakturen(編集する)
die Konkurrenz(競争)
beliebt(人気のある)

きょうはラッキー・マンツーマンだったためか、普段の授業とは違ってフリートークで終わってしまった。

私はあまりフリートークだけの授業は好きではないけれど、きょうは面白い表現をいろいろ教わったので楽しかった。

テーマの「新聞」は、講師が学生時代、新聞社で働いていた友人が持っていたフリーパスののおかげで、コンサートに無料で行くことができたという話から始まった。ドイツの新聞社にはそんなフリーパスがあるのか・・・。

この講師は「schwarze Flut」という日本の小説を(ドイツ語で)読んだと言っていた。私は全然知らなかったけれど、後で調べたら井上靖の「黯い潮」という本のことだった。国鉄総裁が変死した「下山事件」をテーマに新聞の取材合戦を描いた本らしい。

講師は「ある新聞(左寄りと言われる)は他殺だと報道し、別の新聞(右寄りと言われる)は自殺だと報道した。タイトルの《schwarze Flut》はドイツ語で政治的な保守を表すので興味深いと思った」と話していた。しかし、日本語の原題も「黯い潮」だから、この意図がタイトルに込められていたのかどうかは分からない。